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液晶パネル駆動方式

液晶パネル駆動方式というのは、画面の表示をさせるために液晶パネルの裏側がどのような仕組みで動いているかを表しているものです。ただし、液晶パネル駆動形式がカタログに載ることは滅多にないんですよね・・・
この液晶パネルの駆動方式は、TN(Twisted Nematic)方式、VA(Virtical Alignment)方式、IPS(In-Place-Switching)方式の3種類に大別されています。
PC用の液晶ディスプレイでもっとも採用されているのがTN方式で、VA方式、IPS方式と続く。要素が多いので単純には言えませんが、コストが低い順にTN方式→VA方式→IPS方式となります。
仕組みについても色々と情報がありますが、これがまたわかりにくいので、各方式の特徴を実際の使用時に感じると思われる部分をピックアップしておきます。

TN方式の特徴

TN方式の特徴はなんといっても駆動電圧とコストが低く、安価な製品が多いことです。
逆にデメリットは視野角による色変化や輝度変化が大きくなってしまうことです。
価格とのトレードオフの部分が大きいですが、色味を重視する場合はなるべくTN方式の液晶パネルを避けたほうが良いと言えます。

VA方式の特徴

VA方式の大きな特徴は、電圧OFF(電源OFFではない)のときバックライトが光の影響を受けないため、かなり純粋な「黒」が表現できることです。また黒がはっきり表現できるため、コントラスト比を高くしやすくなります。
逆にデメリットはTN方式同様に、視野角による色変化や輝度変化が大きくなってしまうことです。

IPS方式の特徴

IPS方式の大きな特徴は、液晶分子の垂直方向の傾きが発生しないため、視野角による輝度変化/色変化が少ないところです。
逆にデメリットとしては、コントラスト比と輝度、応答速度を高くしにくい点が挙げられる。
応答速度が遅いが、表現力は高いため、グラフィックプロ向けや医療向けなど動画性能を必要としない分野でのニーズが高いようです。

液晶パネルの駆動方式を見分ける方法

記事を書いている2009年9月時点では、PC要として販売されている液晶ディスプレイの多くは、TN方式です。その後にVA方式が続いていますが、ISP方式は数少なくなっています。
先にも書いたように、カタログで液晶パネル駆動方式が記載されることが滅多にないので、液晶パネル駆動方式を見分ける目安をお伝えします。
といってもこの情報はあくまでも目安なので、どうしても知りたい場合はメーカーに確認することをお勧めします。
●視野角
 垂直方向の視野角は上と下の数値が違うものは、TN方式になります。
●最大色数
 最大色数は「1677万色」が基準となりますが色数が「1619万色」だったり、注釈として「ディザリング使用」などと書かれている場合は、TN方式になります。
 ただし、TN方式でも最大色数が「1677万色」の製品もありますから、1677万色=VA方式orIPS方式とは言い切れません。
2つしかありませんが、液晶パネルの駆動方式以外の技術が優れてきているので、明らかに差を感じるところが少なくなってきているといえます。

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